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石切劔箭神社

大阪と奈良の県境に横たわる生駒山。 その大阪側の麓に石切劔箭(つるぎや)神社がある。 その名のとおり、どんな強固な岩でも切れ、 刺し貫くことのできる剣と箭(矢)を御神体とする。 御祭神は、天照大神(アマテラスオオミカミ)の御孫にあたる 瓊々杵尊(ニニギノミコト)の御兄であり、 祭祀を司った古代の豪族・物部氏の祖神とされる 饒速日命(ニギハヤヒノミコト)とその御子・可美真手命(ウマシマデノミコト)。 そんな難しいことは知らなくても、同社は古くから「石切さん」の愛称で親しまれ、 「デンボ(腫れ物)の神さん」として病気平癒のご利益を授かりに、 全国各地から参拝者の途絶える日がない。 それが証拠に、いつも本殿前の境内では大勢の人がお百度参りをしている。 そもそもは人に見られないようにする…といった決まり事があったりするので 他の多くの神社でそんな光景に出くわすことはあまりない。 すべては、ここでお百度を踏むと病が治るという一心のみ。 神前にて望みを託し、粛々と鳥居と本殿の往復を繰り返すその姿は、 残された最後の人事を尽くそうとする正しい人の道のようであり、 それはまた、自らと同じように他を慈しむ心の現れのようにも見える。 そんな人々の光景をずっと見守ってきたのが、 本殿横にそびえる巨大なクスノキである。 樹齢は推定約470年とされ、高さは約15メートル。 5メートルは超す太い幹にはしめ縄がまかれ、 御神木として祀られている。 ときに日陰をつくり、ときに雨露を受け、 お百度を踏む者につかの間の安らぎの場を与えてきた巨木。 その幹の下にいると、不思議となんだか心地いい。
2013.12.27
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龍光寺(秋季大祭)

大阪と奈良の県境に横たわる生駒山脈。nその山上近くにひっそり佇む龍光寺。n干害に苦しむ民百姓を救うため、n弘法大師がこの地に八大龍王尊を勧請し、n請雨の大法を修めたのがことのはじまり。nnかつては「生駒の八大さん」と呼ばれ、nはるばる遠方より参られる人も少なくなかったが、n今は春と秋に行われるいくつかの大祭を除くと、nハイカーが時折訪れる程度の静かな聖域に。nそれも、いわゆる普通の仏教寺院と異なり、n山岳修行者(山伏)の修行場としての趣がn色濃く残っているからかもしれない。nnこの秋の大祭では、出世不動明王尊が奉られた前でn山伏さんたちの行者問答やお焚き上げが行われる。n実はこの行者問答がちょっと芝居がかっていて、nなかなか見物なのだが、それはまた春の大祭にでも。nn本堂の池には、頭に八の字が記された白蛇様がお住みになるという。nもちろんよほど幸運でないと、そのお姿を見ることはできないらしい。nなんとそのかわり、同寺で育てている白蛇様は拝見できる。nとっても神秘的だが、なんだかとってもかわいらしい。nnちょっと遠いけど、アクセスは簡単。n近鉄生駒のケーブルカーに乗り、生駒山上遊園地へ。n園内の大阪側にある同寺ののぼりが目印。n入園料は無料なので、ハイキングがてら訪れてみては。
2013.12.27
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談山神社

桜井市の多武峰(とうのみね)にある『談山神社(たんざんじんじゃ)』は、 日本の歴史の授業でほぼ確実に教わる“大化の改新”で名高い大織冠・藤原鎌足公縁の社。 この地で中大兄皇子(後の天智天皇)と“大化の改新”の談合を行ったが故に、 「談い山」「談所ヶ森」と呼ばれ、談山神社の社号の起こりとなった。 そんな歴女がとびつくような謂れを知らずとも、 秋も深まる11月上旬には観光客でごったがえす 奈良県屈指の紅葉スポットでもありおりはべり。 本当は今ぐらいの時期のほうが、山をぬける風がとても涼しく、 人気の少ない静謐な雰囲気の中で参詣ができるのでオススメしたい。
2013.12.27
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寳山寺(お彼岸万燈会)

大阪府と奈良県の境に横たわる生駒山脈。 その生駒側の山中に建つ真言律宗大本山の寺院、寳山寺。 ご本尊に不動明王、鎮守神として歓喜天(聖天)を祀る。 毎年9月23日は「お彼岸万燈会」。 奉納されたロウソクが放つ供養の灯は、 光の道となって奥の院へ導いていく。 真言密教の行場として厳格な一面を持ちながら、 「生駒の聖天(しょうてん)さん」と親しまれ、 商売繁盛を願う参拝者で賑わう同寺院。 夜の帳を炎の糸で縁ったかのうような光景は 陰陽和合の根源をなす歓喜天の功徳のようで、 常時とは違う幻想的な雰囲気を醸し出していた。 悔やまれるのは一眼レフを持参しなかったこと。 来年は納得のいく一枚をココに掲出したい。
2013.12.27
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薬師寺

法相宗の大本山「薬師寺」。 世界遺産である(1998年)。 特別な日(大晦日やお正月)を除けば、 普段から大勢の人がつめかけるようなことはあまりなく、 調和のとれた広い境内をゆっくり散策できる。雄大な青い空の下、どしんと腰を下ろす金堂と大講堂。 そんな非日常的なスケール感に包み込まれると、 頭の隅にこびりついていた悩みや不安がどんどん小さくなっていく。 手を合わせる前から癒されるのは、 法相宗が信仰よりもむしろ 学問としての側面を色濃く残す宗派だからだろうか。 そんなつまらない屁理屈を考えながら、 今日もまた薬師寺を後にする。
2013.12.27
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難波八阪神社

浪速に鎮座する社、難波八阪神社。 京都祇園の「八坂」と字の違いはあっても、 ご祭神は同じ、素盞嗚尊、奇稲田姫命、八柱御子命の三柱。 悪疫流行により牛頭天王をお祀りしたことを 創建の由緒とするところも同じ。 ただし、他の祇園社と大きく異なるのが、 素戔嗚尊の荒御魂をお祀りしたこの獅子舞台である。 初めて見たときは、そのスケール感に足が竦んだほど。 神の宮にしてはいささか場違いなその佇まいも 訪れたときの心持ちで異なって見えるから不思議だ。 かつてはおみくじの自販機がずらりと並び、 招き猫の販売や奉納まで承っていた同社。 現在は難波の都を守る宮として 静謐な趣きを取り戻している。
2013.12.27
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日御碕神社

境内を通り抜ける潮風が心地いい、朱色の桜門と社殿が鮮やかな日御碕神社。数年前、ひょんなことからご縁をいただき、以来毎年、出雲へいくと必ず立ち寄ることにしている。
2019.08.01
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唐招提寺

律宗の総本山「唐招提寺」。世界遺産である(1998年)。入口の門をくぐると現れる、奈良時代に建立された金堂。約1300年の時を経て変わらないここからの眺めが一番好きだ。悔やまれるのは、 うっかり見逃してしまった弁天池の美しい蓮の花。来年の夏は必ず。
2019.08.01
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