冬から春に移ろいゆくこの時期、
朝は暖かかったのに、午後から急に寒くなる…
なんてことはよくあること。
それでも人一倍寒がりなんで、
よほどのことでもない限り、
防寒対策を怠ることはめったにない。
とはいえ、そんな寒の戻りが繰り返された日は、
どうしても温かい食べ物を腹に入れたくなる。
そこで先日テレビで拝見した
栗原はるみ先生の「きのこスープ鍋」を
作ってみようと思い立った。
ただ、メインとして食べたくなかったので、
「鍋」から軽めの「スープ」にちょいとアレンジ。
といっても、手順と味付けはほとんど同じ。
食材は「しいたけ」と「豆腐」だけを
あえて入れないことにした。
「しいたけ」を入れるとダシが重くなる気がしたのと、
「豆腐」を入れると、鍋感が増してしまうから。
ここはあくまで「きのこスープ」としてあっさりと。
<材料>
・まいたけ
・しめじ
・えのきだけ
・豚バラ肉
・ゆでたけのこ
<ベース>
・中華スープ
・紹興酒
・醤油
・だし醤油
・オイスターソース
・ごま油
先生のいうとおり、豚バラを1センチ幅程度に、
それ以外のすべての材料を4~5センチほどに切りそろえる。
あとは中華スープを温めて、調味料で味付け。
煮立ってきたら豚バラを投入してアクを取り、
少し遅れてそれ以外の材料をすべて入れる。
再び煮立たせれば、出来上がり!
きのこと豚バラのダシがほどよく効いた、
ほっこりするきのこスープが完成。
食材の大きさが揃っているので食べやすく
たけのこの食感がアクセントになって
飽きのこない仕上がりになっている。
薄口醤油がなかったので
だし醤油で対応したが、
和のダシが少し入ることで
かえってスープ感が増したかも。
シメは春雨をスープがなくなるまで煮詰める…と
レシピにはあったが、これはあくまでスープなので
するなら細い中華麺が合う気がする。
溶き卵を注いで、卵きのこスープにしてもいい。
ぜひ、お試しあれ。