ケジャンとは韓国料理の一つで、韓国タレ(ヤンニョム)に漬けたワタリガニのキムチのこと。
本来は他のキムチと同様に、そのまま生でいただく発酵食品(漬物)である。
(正直、生で食べたことはない)
ちなみに、日本の某女優がテレビ番組で紹介してから、
一気にその名が知れてしまったのはカンジャンケジャンの方で、
こちらは醤油ダレに漬け込んだもの。
しかしてそんなケジャンを生では食さずにダシに使うという
韓国の人から見れば大変もったいないことをする鍋なのである。
(日本人でいえば、刺し身を鍋のダシにするようなもの)
さらに、同様に大事なのはそこについてくる真っ赤な韓国タレ(ヤンニョム)で
これをできるだけ残さず鍋に入れてケジャンと一緒に水から茹でる。
次に、こちらもできれば欠かせたくない万能醤油を投入。
何が万能かといえば、スライスしたニンニクと鷹の爪を一晩漬け込んだ一定量の醤油に
ゴマとゴマ油と細かく刻んだネギを少量合わせたもの。
(炒めものやら漬け込みまで、なんでも使えるから万能なのだ)
今回はそこへ殻付きのエビも一緒に入れて、海鮮のダシをより濃厚なものに。
煮立ってきたら、これがそのままスープのベースになる。
あとは、なんでも好きな食材をいれていくだけ。
今回は、白菜、エノキ、しめじ、ニラ、油揚げ、豆腐、水餃子。
そして白菜キムチ。(白菜を入れた場合はなくてもいい)
もういいだろう…とほっとしていたら、案の定“春雨”を忘れていた。
それにしてもちょっと入れすぎたかも。
もっとシンプルにして、スープをメインにした方が
本来の美味しさがより際立つはず。
おすすめはニラと春雨。
豆腐と油揚げだけなんてのもいい。