福井のグルメといえば、越前ガニや甘エビ、焼きサバやへしこといった
豊富な海の幸が有名だが、実は意外なところで人気を博しているのがソースカツ丼。
かなり昔からテレビで何度も取り上げられている洋食屋「ヨーロッパ軒」の名物がはじまりで、
同店特製ソースがからんだソースかつ丼は、地元ピープルはもちろん、観光客からも高い評判を呼んでいる。
今回オススメするのはそのソースカツ丼と人気を二分する“パリ丼”なるおフランスな名のつく一品。
白飯の上へのる具材はトンカツではなくメンチカツ。
いたってシンプルなものだが、これがとにかくうますぎる。
メンチカツから滲み出たたっぷりの肉汁が特製ソースと絡み合い、口のなかいっぱいに旨味とコクが広がる。
1時間以上も待たされたせいもあって勢いで大盛りを頼んでしまったが、何事もなくペロリと平らげてしまえた。
もちろん、単品で注文したトンカツも絶品で、二品の高いポテンシャルが長蛇の列を作るのも納得。
海の幸だけではない福井県ご当地グルメの底力をみた気がした。
ヨーロッパ軒(よーろっぱけん)
総本店(片町通り)
<問合>0770-22-1468
<時間>11:00~20:00、ランチ営業、日曜営業
<定休>月曜、第2・3火曜(祝日の場合は営業)
<住所>福井県敦賀市相生町2-7
<交通>敦賀駅前から敦賀市コミュニティバス(松原線、金山線)で6分「神楽町」下車、徒歩5分
※他にも店舗有り