『鸚鵡楼の惨劇』

読む
20130827_021142_1

真梨幸子/著:小学館

いわゆる本格ミステリではないけれど、
いくつも張り巡らされたミスリードと
ちゃんと用意されていた「どんでん返し」が
なかなか楽しめた一冊。

淫靡で陰湿でドロドロした展開。
後味が悪く、救いのない結末。
こうしたイヤな汗がたっぷり出る
ミステリー小説のことを
近頃では“イヤミス”と呼ぶらしい。

去り行く夏の蒸し暑い夕暮れに
悶々と読むにはいいかもしれない。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村


本・書籍 ブログランキングへ

タイトルとURLをコピーしました